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クリスチャンの証明、シンバン・ガビ

クリスマスと聞いて連想するものといえば、サンタ、カモシカ、もみの木、プレゼント、ケーキ、デート、散財…でしょうか。

カトリック教徒が全国のおよそ80%を占めるといわれるここフィリピンでは、クリスマスはお正月よりも大事な行事。毎年9月に入るとクリスマスシーズンが幕を開けます。そして…

12月16日。まだ辺りが真っ暗なうちから人々がぞろぞろと教会に向かい始め、キリスト様にお祈りをささげます。この早朝集団教会通いは9日間続き、クリスマス・イブの深夜にピークを迎えます。

これがフィリピンのクリスマスにおける恒例行事、「夜のミサ」シンバン・ガビ(Simbang Gabi)。信心深いフィリピンの人たちは、シンバン・ガビを一通り済ませて、初めてクリスマスを実感することになります。シンバン・ガビは、クリスマスとは切っても切れない大事な行事なのです。1587年にメキシコで始まったクリスマスのミサがそのルーツとされています。

シンバン・ガビとはいっても、最初の8日間は「早朝4時」という異常に早い時間から始まるということ以外、特に普通のミサと変わったところはありません。人々はミサが終わると速攻で帰って寝直すか、または朝ごはんに路上の屋台で売られているフィリピンの伝統菓子「ビビンカ」や「プト・ボンボン」を買って帰ったりします。

毎朝陽が明けきらないうちに寝ぼけ眼をこすりながらもぞもぞと起き出し、くそ面白くもない(失礼!)ミサに通うのには、実は理由があります。この9日間の苦行を続けることによって自身の信仰の深さを証明し、キリストの生誕を祝う資格を手にするのです。また、共に苦行を続ける信者達の絆がより強くなり、親密さを増すという効果も期待できます。更に、シンバン・ガビを終えた暁には願い事がかなうともいわれています。

そしていよいよクライマックスのクリスマス・イブ。12月24日の夜は従来のミサの他にステージで救世主キリストの誕生の様子を再現した劇が催されたりします。無事9日間のミサを終えた後は、苦行をやり遂げたという充実感とキリストの誕生を喜ぶ至福感に包まれながら、家の人たちが腕によりをかけて作った馳走「ノチェ・ブエナ(Noche Buena)」とプレゼントの待つ自宅へと帰っていきます。若い人たちであれば、気心の知れた友達や恋人と巷の遊園地で遊んだり、二人だけしか知らないどこかに姿をくらます、というのもアリでしょう。

それではみなさん、メリー・クリスマス!

  • 作者: Michael K.

万聖節(Araw Ng Mga Patay)

毎年11月1日は万聖節(All Saints Day)。キリスト教徒の祝日の一つで、全ての聖人と殉教者を記念する日だ。

この日はフィリピンでは「Araw Ng Mga Patay(アーラウ・ナン・マガ・パタイ - タガログ語で『死者たちの日』という意味)」とも呼ばれ、祝日に制定されている。

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  • 作者: Michael K.